『AI:ソムニウム ファイル』

 過去作の極限脱出シリーズがおもしろかったので遊んだ。プレイ時間は13時間。PCゲームパスで利用。

 過去の事件で左目と記憶を失った刑事が、電子義眼に内蔵されたAIと共に、他者の夢に侵入する技術を用いて、遺体の左目がくり抜かれていた殺人事件の真相を追う、というお話。

 一部かなり好みじゃない部分(会話のノリ・シリアスな場面でのしょうもないギャグ展開)があったものの全体としては楽しめた。多分次作も機会を見つけてやると思う。以下に細々とした感想。

  • 終盤に演出がかなりかっこよく決まっているシーンがあり演出面についてはそれだけでかなり満足した。
  • 1箇所あからさまに遡及的過去形成が行われているシーンに気が付きなぜか嬉しくなった(真面目にエロゲやってたわけでもないのにね)。
  • 極限脱出シリーズにおいて、理由付けに腐心していた印象のある物語上の展開が、ほぼ説明なしに行われていて少し可笑しかった。こちらとしても、本当は欠点なのかもしれないけど理屈をつけるならなんとでもなるんだろうし、毎回説明されるのもおっくうだからそれで良いよ……という感じ。
  • 設定上BMIやAI分野の科学技術が現代から大幅に発展しているはずなのだが、それによって社会が変化している描写がほぼないのは少し物足りなかった。つまり作中世界の様子は現代社会と変わらなくて未来っぽさは特にない。
  • 一部のキャラクターの服装が極端に嘘くさくて他の人物と比較しても浮いており、登場するたびに「その服装はおかしいだろ」と感じてしまった(主人公の服装だって十分嘘くさいしそういうものだろう言われればその通りなのだが……)。

『ENDER LILIES』

ENDER LILIESをやった。プレイ時間は約18時間。
高評価されているのを複数の場所で見たのがきっかけでプレイした。探索も戦闘も楽しい出来の良いメトロイドヴァニアで、期待を裏切らずおもしろかった。
未発見要素が残ってるエリアが表示される仕様は親切で良かった。エリア内での隠し方には意地悪なものもあるのでプレイヤーに甘いというほどにはなっていない。何箇所か全然わからなくて攻略情報を見てしまった。
あのゲームが好きで取り入れたのかな、と感じる部分がところどころにあったのも嫌いじゃなかった。
主に使ったスキルは黒衣の騎士、ゲルロッド、シーグリッド、首なしの騎士。首なしの騎士でカウンターを決められると気持ちが良い。

WSLのインストールとMumu player

WSLのインストールでちょっと詰まったので記録用に。

環境 Windows 10 Pro 21H1 build 19043.1288

過程

WSL --install して再起動する。

WSLのUbuntuが0x80370102 エラーを出してインストールに失敗したと言っている。調べると仮想化関係が無効になってると出るエラーとのこと。

再起動してBIOSの仮想化設定を確認。有効になっている。

Windowsの機能の有効化または無効化」からWSLに必要な機能を確認する。Hyper-Vが無効になっていたので有効にした。(多分以前に自分で無効にした)

再起動してもWSL ubuntuを起動するがやっぱり0x80370102が出ている。

bcdeditからhypervisorlaunchtypeを見るとoffになってる。(これもおそらく以前に自分でやった)

bcdedit /set hypervisorlaunchtype auto で設定変更して再起動。

Ubuntu動いた!めでたしめでたし

(参考 https://qiita.com/gdrom1gb/items/70e8b9b0c309a5db4399)

 

AndroidエミュレータのMumu playerというものが有り、Hyper-Vが有効だと動かないとwebサイトに書いてあります。が、hypervisorlaunchtype off になってれば動くみたいです(起動までしか確認してないですが)。Hyper-Vを無効化/有効化すると毎回インストール等が必要で時間がかかり、使うたびに切り替えるのはおっくうなのでhypervisorlaunchtypeの切り替えで済むのは楽です。まあこの方法でもWSLが動く時(hypervisorlaunchtype auto)はMumuは動かず、Mumuが動く時(hypervisorlaunchtype off)はWSLは動かないということにはなります。(試してないけどWSL1ならoffでも大丈夫なのかもしれない)

最近やったゲーム:Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー

ツイッターに書いたのとほぼ同じ内容の記録用です。

ゲームパス利用。難易度はジェダイ・マスター(難しい方から2番目)で約16時間半。戦闘・探索・ストーリーのどれも良くできててとても満足した。
戦闘は基本はSEKIROみたいに攻撃をパリィでしのいで相手の体勢を崩して攻撃する感じ。ライトセーバー剣戟も楽しいし、レーザーを弾き返して攻撃したりフォースで敵を吹き飛ばして落下させたりできて、ジェダイに成ってる感があって良い。マスター難度だとSEKIROよりは少し簡単に感じた。

ジェダイ粛清の後、元ジェダイ見習いの主人公が、先達が隠したジェダイ再建の鍵を探す旅の中で成長していくという話。細かいところだと、ストーリーにライトセーバー関係の話のパートがあったり、シス系ではないダークサイドの使い手が出てきたりというところが好き。あと相棒のドロイドもかわいい。

探索もかなり力が入ってておもしろかったけど、ファストトラベルがないので、ストーリー上で訪れた時に見逃した探索要素を、それを探すためだけに再訪するのは面倒に感じてしまうのが難点。

アナログハック概念が好きな人が気に入りそうなもの(下書き)

仁木稔ミーチャ・ベリャーエフの子狐たち

藤井太洋「おうむの夢と操り人形  

・『ブラック・ミラー』シーズン2エピゾード1「ずっと側にいて」